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事業内容

資源量調査をするスタッフ

Service 01

山林管理の受託及びその資源量調査

お持ちの山林の位置特定作業を進めます。地域の方からの情報や公図、古地図等の情報を総合的に判断し、隣接する山林所有者同士での確認作業を進めます。位置が特定できましたら、資源量調査を行います。弊社ではドローンを活用して、1本1本の木の量の把握作業に取り組んでいます。資源量調査は複数年間継続して行い、精度の高い成長量を算出します。このことは、伐採の頻度の設定や、カーボンクレジットの取引等に活用できます。

山の中の大木

Service 02

資源量調査に基づいた、管理計画の策定

資源量調査の結果に基づいて、山主さんのご意向を伺いながら、伐採頻度などの管理計画を策定します。いますぐ伐採しても良いか、もう少し木を成長させてから伐採する方が良いか、間伐が良いのか、皆伐して森を造り替えたほうが良いかなど、長期的に見て、資産としての将来性と地域のグリーンインフラとしての機能の両面が高まる方法をご提案します。

積まれた丸太の資材

Service 03

管理計画に基づいた木材(原木)生産

管理計画に基づき、伐採予定木の品質や、その時々の材価等を加味しながら伐採、原木販売のご提案をさせていただきます。ご提案にご同意いただけた場合に、伐採に取り掛かりますが、伐採後にもドローンによる撮影を行い、伐採した本数の管理を行います。

加工された資材

Service 04

生産した木材の製品化(主に建築用材)と販売コーディネート

丸太のまま販売せず、製材することで、より売価の向上が見込める木に関しては、葉枯らし乾燥等の方法を組み合わせながら、建設用材としてより高価に売ることに取り組みます。さらに、建築案件との連携に積極的に取り組みながら、利益を最大化できるよう取り組みます。

大きな木と川

Service 05

水源涵養能力の高い森林誘導を目指した造林育林技術の研究開発

森林は個人の財産でありながら、大気中の二酸化炭素の固定や、水を安定的に川に流す機能など、公共財産としての性格も持ち合わせています。そんな森林が公益的な機能を高い状態で保てるような取り組みを進めます。近年、急速に進むシカによる被食被害により、森林の内部には草も幼木もほとんど生育していません。そこで、このような草や幼木が生い茂る森林にしていくための森林管理の手法を研究機関と連携しながら進めていきます。

協力して木の調査を行う様子

Service 06

企業との協働の森づくり

森林に対して何らかの貢献をしたいと考えておられる事業者様と協働で、森林の公益的な機能を高く保つための取り組みをすすめていきます。例えば、特定の森林に動物が入らないようにする(獣害柵の設置)ことで林内の草木の育成を促したり、地域産の苗木を樹下植栽したり、獣害の対象となる動物を狩猟すること(食肉としての流通)で個体数をコントロールしたり、また各種データの収集やその解析等の活動を考えています。琵琶湖源流域の水源林の育成にご興味をお持ちいただけた事業者様は、ぜひともお問い合わせいただけたらと思います。スペシャルなスタディーツアーでお出迎えいたしますので、ぜひ一度針畑川流域へお越しください。

森林林業のスタディーツアー

Service 07

森林林業のスタディーツアーの企画実施

これまでも、様々な立場の方々を森にご案内してきましたが、森林林業のことをもっと知りたいと言うニーズが少なくないと実感しています。そこで、個々の事業で取り組んでいる内容について、実際に針畑川流域にお越しいただき、都度専門家をお呼びしたりしながら、現地で学んでいただく機会を設けていきます。また、学びたい内容に合わせて、専用のプログラムを組むこともできますので、随時ご相談ください。百聞は一見に如かず。ぜひ針畑川流域にお越しいただき、今の森を実感していただければと思います。